今日から1泊2日で視察研修。合い言葉は「さぁ!行こう!日本の最西端!経済の最先端!」、目的地は沖縄です。
担当は、経営力向上委員会(藤村修平委員長)とビジネス教養委員会(伊藤拓人委員長)。両委員会がこれまで長い期間をかけて準備してきてくれました。
青年部メンバーと沖縄へ行く機会もなかなかありません。とても楽しみです!
約2時間半のフライトで那覇空港着。
バスは那覇空港から那覇の繁華街、国際通りへ。ちょうどお昼時、沖縄名物「ステーキハウス88」でステーキをいただきました。
さて、一同お腹を満たしたところで研修会場へ移動。最初の研修は那覇YEG下地勇気君の講演です。下地君は、日本YEGで活躍し、YEGのネットワークを活かしたビジネス展開をしているとのこと。その極意を学ぶべく、経営力・ビジネス両委員会が企画してくれたのでした。
下地君、噂にも増して「激アツ」でした。日本YEG出向の話、平成30年度単会会長の時の話、ご自身の社業のお話・・・。包み隠さず、赤裸々な部分も含めお話いただき、下地君の人間的な魅力が満載の講演でした。
ところで、下地君が日本YEG出向時代、そして平成30年度単会会長時代に掲げたスローガンが「ENJOY YEG ボーボーMAX」。理事のみなさんが一言一句完璧に暗記している半田のスローガンとかなり近い!那覇YEGとの縁を感じずにはいられません。
今回の参加者ですが、入会間もないヤングライオンから大ベテランまで様々。特にヤングライオンたちが下地君のお話をどのように感じたか興味をもっていましたが、みんな目を輝かせ大いに刺激を受けたようです。良かった!!
私が一番印象に残ったのが、那覇YEGメンバーによる新電力会社設立の件。青年部の仲間で一つの会社を立ち上げ、それが地域のためにもなる。素晴らしく、そしてうらやましい取り組みです。
とはいえ、下地君も那覇YEGのみなさんも私たちと同じ青年部の一員。ただ凄いなあと感心しているだけではいけません。我々も那覇のみなさんに負けないように頑張りましょう!
下地君の講演で胸を熱くした我々は、バスで訪問企業「瑞泉酒造」へ移動。
「瑞泉酒造」は明治20年に創業。泡盛の製法や、会社の歩み等について係の方から説明していただきました。
係の方のお話で印象に残ったのが、泡盛がタイ米を原料としていること。アジア諸国と広く交流してきた沖縄の歴史を感じさせます。もう一つ印象に残ったのが、泡盛の製造過程で用いる「黒麹菌」のお話。戦前は「黒麹菌」を使用していたそうですが、戦火で「黒麹菌」が失われ、これを使った泡盛ができなくなってしまったということです。沖縄戦の戦地となった沖縄の歴史を感じずにはいられません(なお、その後奇跡的に東京大学の研究室に「黒麹菌」が残っていることが分かり、瑞泉酒造では黒麹菌を使った泡盛もあります。)。
泡盛のことはあまり知識がなかったのですが、「瑞泉酒造」さんを企業訪問させていただくことで、泡盛のことはもちろん、沖縄の歴史を学ぶことができました。
さて午後に下地君の講演、「瑞泉酒造」の企業訪問と研修を終えましたが、夜は今回の視察研修の目玉の一つ、「那覇YEGとの交流会」です!
考えてみれば、半田が他単会と交流する機会ってあまりありません。正直、どうなるかなあと心配していましたが、まったくの杞憂に終わりました。盛り上がりに盛り上がり、十分すぎるほど那覇YEGのみなさんと交流できました。
「半田YEG、すごいですね!」と下地君や比嘉会長に何度も言っていただきました。嬉しいですね。
下地君の講演の中で、こんな話がありました。「沖縄の人間は、名刺交換だけじゃなかなかビジネスに繋がらない。反面、遊んだり、飲んだりして仲良くなるとビジネスの話になりやすい。」きっとこの言葉って、沖縄の方に限らないと思います。今宵、那覇YEGとの貴重な出逢いが生まれました。またいつか青年部活動でも、ビジネスでも、個人的な遊びでも何でも構いません、絆を育んでいきましょう。
私はその後、二次会は下地君のお店で「てびち」料理を美味しくいただきました(写真がない)。半田のメンバーもそれぞれ那覇の夜を満喫したようです。出逢いと学びに溢れた最高の1日目でした。経営力・ビジネス両委員会の企画力に脱帽です。
下地勇気君、比嘉澄人会長を始めとする那覇YEGのみなさん、午後の講演から夜の交流会まで大変お世話になりました。多くの学びと思い出を得ることができました。今後ともよろしくお願いいたします!!