令和6年度(2024年) 森下達夫 会長

令和6年度(2024年) 森下達夫 会長
令和6年度(2024年) 森下達夫 会長

令和6年度 半田YEGスローガン

社業繁盛!咲き誇れ! ~ GROW UP HANDA YEG ~

基本方針

「YEGの活動は何がメリットでしょうか?」――メリットは様々ありますが、最終的には「社業繁盛を目指せる」という点に尽きるのではないでしょうか。ただし無意識に参加するだけでは何も生み出せません。今年度、我々半田YEGは発足60周年の節目を迎えます。いま一度YEGの意味意義を理解して行動することで社業を発展させ、半田の次の10年を創りましょう。

地元での社業繁盛で、自社と地元の未来を創造

多くの中小企業が大型店や大手ECサイトに淘汰され、活気を失った街が全国にあります。安価と利便性だけの社会は、地域経済を弱らせ、雇用減少、若者の流出という危機を招きます。しかし自社の魅力を上げれば、地域の経済も環境も強化されます。まずそこに尽力せねば半田には活気も若い世代も残りません。社業の発展こそが本当の意味で地域に愛される団体であり、YEGの担いであると考えています。今年度はこの視点を、責任世代の我々が経営者・経済人として持つべき基本軸として活動します。

学び合うことで自己研鑽と経営力強化へ

では社業繁盛にいま必要なこととは?自身のスキルアップ、付加価値向上、認知拡大、人脈形成、リーダーシップ、コミュニケーション術、事業計画・経営戦略、経営者思考、人としての器の形成……日々の業務のなかそれを洗い出し、自己研鑽する予算と時間は限られます。ですが、人は人によって磨かれます。当社がコロナ禍にもかかわらず売上の安定や向上を達成できたのは、YEGの活動で新しい考えに触れ、課題解決力が付き、自社に活かしたからに他なりません。YEGは共通の課題を持つ商工業者が集まり、学び合い、教え合う場です。今年度はその基本に立ち返り、各自の経営力を強化します。

大規模組織のネットワークを活用し、社業を展開

YEGでは「同じエリアで活動する」「歳が近い世代」の「中小企業の事業主」150人と繋がることにより、必ず自社で即実践できる学びが得られます。半田商工会議所の特徴である、親会や女性会との良好な関係性にも価値があります。さらにOB会や県内外YEGとのネットワークも活用しない手はありません。幅広い経済人と連携でき、ビジネスマッチングの機会が潤沢なのは団体の利点です。今年度は単会の枠を超えて異業種交流の機会を増やし、ビジネスとビジネスの掛け算による可能性の拡大を促進します。

60周年事業を自社業のチャンスに

半田YEGが団結すれば不可能はない。我々はそれほど強いポテンシャルを持つ経済人の団体です。どんな企画やアイデアで大きな事業にするか、注目される事業にするか。そこに自社がどう関与し、功績を残すかは自分次第です。60周年事業は、記念事業・記念式典・記念祝賀会の3つがあります。いずれも、各自の社業の得意分野を組み合わせて作り上げ、地域のお客様と繋がり、各自の社業と半田市内全体のPRになるような企画にします。

YEG活動を社業に繋げる方法を追求

YEGの活動は、時間や費用の面で家族に負担を感じさせる場合もありますが、一つひとつの行動を自己研鑽、社業繁盛、地元社会の発展に繋げれば、いずれ家族の生活を守ることになる。――それを各自が自覚しながら取り組む一年にします。

私自身、様々な個性ある仲間との深い付き合いにより経営力が伸びました。失敗、迷い、衝突もあるなか、仲間の支援で勇気を得て今があります。60年の歴史を積み重ねてきた半田YEGでは、本当の成長が得られます。共に助け合い、社業を繁盛させ、未来への扉を拓きましょう。

令和6年度(2024年)