研修委員会委員長榊原敏満(以下「じめ」と表記させていただきます)です。本日は貴重なお時間を頂きまして平成23年度会長の新美大先輩(以下「新美先輩」と表記させていただきます)に富士登山についてお話を聞きにきました。

 

じめ:まず始めに平成23年度の富士登山事業につきまして事業にいたる背景を教えてください。

 

新美先輩:会長として委員会が設営して、参加者が事業に参加するだけではない事業、参加者がしっかりとした準備をして参加する事業を考えていました。
自社の事業でもやはり事前準備が大切になるので、そこを伝えたい想いもありました。
その中で、富士登山・フルマラソン参加などに準備の大切さを感じました。
協議の末、富士登山に決定しました。

 

じめ:確かに議案の目的にも準備の大切さがありました。
参加者が主体的に準備して参加する旨も、事前に任坊山での練習なども積極的に開催されていました。今回も練習が必要だとさらに感じたので、是非みんなと練習など体力づくりをして富士登山に挑戦したいと思います。

 

じめ:事業中の大変だったことはどんなことがありますか。

 

新美先輩:やはり雨だね。自分自身はショップの方に、着替えなどはビニール袋の小分けにすること、教えてもらっているので大丈夫でしたが、身体を伝って雨がザックの裏からしみてきて、ザックの中の着替えなどが濡れてしまった参加者がいました。山小屋の雑魚寝もきつかった・・・顔の前に足があったり・・・
高山病にも7人程度なって山頂へはいけない人もいました。トイレがバイオトイレだったりするのも非日常だし、水も価格が高いが以外と売っている印象があり、重いおもいをするぐらいなら買うのもありかも(笑)

 

じめ:今度は逆に良かったことはどんなことがありますか。

 

新美先輩:事前準備の段階で、普段運動しないメンバーが努力をしていることを知って驚いた。事業に向かって会がまとまっていく感じもあった。
早めに山頂アタックしたので、御来光までの待ち時間の寒さも厳しかったけど、太陽が出始めると全身が暖かくなり、日本一の山富士山に登頂した達成感がありました。それを多くのメンバーと共有できたことは貴重な体験だった。

 

じめ:最後になりますが、今回富士登山に挑戦する現役メンバーに一言お願いします。

 

新美先輩:淺井会長がどんなおもいで事業を考えたのかも考えてもらいながらも、しっかりとトレーニングなどの事前準備をして、日本一の山富士山を登頂してみんなで感動を共有してください。そんな写真を山頂でとってきてください。
ただ、無理は絶対ダメ!諦める勇気や判断を大切にして下さい。それは恥ずかしいことではないので。

 

P.S
今回新美大先輩にお話を聞いて、『ワクワク・ドキドキ』しちゃいました!
富士登山のお話はもちろん、事業にはならなかったフルマラソンの案は、実は回りまわって、今のトライアスロンに繋がっているとか。やはり実際に話を聞くと、事業だけではなく、その後の流れなど心躍るお話でした。当時の担当委員長の坂野委員長がいなければ、富士登山は無理だったという言葉もありましたので、今度は坂野先輩に逢いにいこうと思います。
新美大先輩、貴重なお時間、貴重なお話有り難うございました。

平成30年度 研修委員会委員長 榊原 敏満(Public Space JIME)