平成20年度(2008年) 籾山 達雄 会長

基本方針

まだ、『 夢 』の途中!
今日の社会環境において、想像できる未来の姿・想定する地域経済成長についてはどのように考えますか? 現在、中長期ビジョンを描き、その上での短期計画を立てても毎年軌道修正を強いられているのは私だけでしょうか?思うように進めずにいる人・思うように行動できずに苦労している人はきっと多くいるはずです。
現代社会は、めまぐるしい市場形態の変化があり、消費者動向も量販企業の品数豊富な販売手法やインターネット検索を基に価格や要望に厳しいお客様が増えつづけていると思います。さらに少子高齢化問題や環境問題が追い討ちをかけ、ますます他国製品に頼りながらも “高品質でありながらローコスト” “リサイクル可能で環境に優しい” 商品や商材が求められる社会となるでしょう。
そのため、私たち各企業は知恵を絞り相談し合い進むべく道を検討し行動していく必要があります。
近年、半田商工会議所青年部の事業は、15年間続けているサンタクロース事業やはんだふれあい産業まつりへの参画などの継続的な地域振興事業や個人に磨きをかける研修会、他団体との交流や視察研修などの渉外事業、そして総務や広報の活動などを少しずつ改良させ事業運営しています。
昨年度は、会員自らが『 夢 』を描く研修会を開催し、参加した会員は少なくとも近い将来の『 夢 』を描く事ができたと思います。
そこで本年度は、昨年度取り組んだキーワード『 夢 』を継承し、『 夢 』を語ること・『 夢 』を持ち続けること・『 夢 』を諦めないことを目標に掲げ、半田商工会議所青年部の基本方針として取り組んでいきます。自らの『 夢 』を、より多くの人と語り合うことにより想いが太くなり、夢は実現に近づくと思います。
語り合うことによって理解し合える仲間も増え、それが親友となり個人の人生の上での財産ともなるでしょう。
一人でも多くの親友をつくり、また、自分自身が親友になりえるように行動しましょう。それが、平成20年度の会員個人の行動目標とします。
そして、青年部の全体としては『 夢 』を継続するために仲間を増やす事、『 夢 』を膨らませるために語り合う機会を増やす事、また、行政や地域と連携し『 夢 』に関連した事業を展開する事、そして学ぶべき時には学び楽しむべき時には楽しむというメリハリのある研修や事業を行い、全ての事業・全ての活動において『 夢 』(未来)を意識しながら、将来を見据えた年間活動を目指します。
最後となりますが、立ち止まっていては夢の実現はありえません。
一歩ずつでも階段を昇り、少しずつでも前進できる行動を青年部全会員と共に取り組めたら、素晴らしい青年部、素晴らしい地域、素晴らしい未来になると確信しています。
一体感を持てるより良い青年部活動を、皆で展開しようではありませんか。

半田YEG年間スローガン

「挑戦!夢に挑み 未来を掴め」

平成20年度(2008年)