平成27年度(2015年) 榊原 康仁 会長

基本方針

わが国経済は、デフレ経済からの脱却を最優先とした経済政策等により回復基調にあると言われている一方で、地域経済の中軸を担う中小企業にとっては、消費税増税や物価高騰等により、依然として先行きに不透明感が続く厳しい経営環境にあり、国が進める政策だけでは中小企業や地方の経済再生には期待が持てないのではないでしょうか。地元の経済発展のためには、私達自身の”主体的な地域力の向上”が今求められています。

昨年、半田商工会議所青年部は発足50周年を迎えました。この50年の間、自己研鑽を積む研修会、交流会はもとよりはんだふれあい産業まつり、はんだ山車まつり等の地域の事業にも積極的に参加してきました。また突然サンタクロース事業では市内の多くの子ども達に夢を22年間届け続けています。全国会長研修会や東海ブロック大会の主管など大きな大会を誘致してきました。このように多くの事業をやってこられた大きな要因の一つは100名を超える会員数にあると考えます。多くの会員が集まることにより多くの「知恵」が集まり、多くの「行動力」を得ることができます。それらを結集することにより、より良い事業ができると考えます。さらに多くの企業が異業種交流することにより自社企業の発展にも繋がり青年部の魅力も大きくなると考えます。そこで目標は「青年部出席率全国一」、出席をするということは人と会う事、そして情報を共有出来ます。ビジョンを持ち目標を設定し、数々の事業を達成する事により会員の満足度UP、そして地域の満足度UPに繋がります。

今年度の事業は、積極的に地域の方々と対話をし、その中で我々に求められていることを今一度確認し、それを踏まえて地域の事業に参加をして得たものを地域の方々に還元する事を実行していきます。研修会は、自己研鑽はもとより他の地域の人や物に触れ合うことにより見聞を広めることに重きをおきます。渉外事業では、全国大会、ブロック大会はもちろん愛知県YEGDAYの実行委員長を輩出している単会として積極的に県連事業にも参加していきます。サンタクロース事業では、22年間積み上げてきた経験を活かし子ども達に今まで以上の夢を届けられるような事業を行います。交流事業では会員家族に感謝を伝える交流会やOB、OGの先輩とのさらなる絆を築くための交流会を行います。

51年目を迎える半田商工会議所青年部は新たな一歩を踏み出します。今までの50年間の経験を活かしつつ会員一致団結して次の50年、100年へさらに地域に愛され必要とされる団体となるべく、青年らしく大胆に活動していきましょう。

半田YEG年間スローガン

『新たなる挑戦 自分に地域にプラス1』

平成27年度(2015年)