令和4年度(2022年) 大橋 孝 会長
令和4年度 半田YEGスローガン
『絆田維新』~自由と個性を武器に新たなる幕開けへ~
基本方針
令和2年、日本に新型コロナウイルス感染症が徐々に流行し始め世界的なパンデミックとなりました。世界規模で感染拡大を抑えるべく、人と人との三密回避から始まり、外出制限、会社ではリモートワークの推奨、そして飲食店への酒類の提供禁止や時短営業の要請など、経済活動や人の流れ、そして一人ひとりの生活も制限される事態にまで陥りました。今ではワクチン接種の広がりとともに重症者数は抑え込まれていますが、コロナ禍と言われたこの2年間、国民の生活は大きく変化し、今まで当たり前だった事が当たり前で無くなりました。これらの変化は、飲食店だけに留まらず、半田YEGすべての会員企業にも多大な影響を与えました。そのような状況下にあっても活動を止めずに強い絆で結ばれた会員同士が、熱を持ち考動して新たに知識と経験を得ることができました。
令和4年度は、『絆田維新』を掲げ、半田YEGにとって激動の1年にします。これまで先輩方が創り上げてきた半田YEGの歴史や伝統を念頭に置きながらも、型に囚われる事無く、個性溢れ魅力的で時には大胆かつ自由な発想を持った半田YEGにイノベーションしていきましょう。
1.コロナとの共存から生み出す創造力と独創性を活かした事業
このコロナ禍においても止まることなく、少しずつ歩みを進めてきた我々には、その困難に立ち向かう経験が備わりました。そして、その中でメンバー一人ひとりの考え方にも変化がありました。それらを存分に発揮できるよう、創造力と独創性を持ち、感染症対策は前提として、ウィズコロナだからこそ実現できる事業をすべてのメンバーで追求していきましょう。また、150名を超える豊富な人財を存分に活かし、会員同士の懇親を深め更なる繋がりを強化できる会員交流、会員企業の成長や自身のスキルアップを目的とした研修を実施し、自らをさらにレベルアップさせ、青年部活動や自社業をさらに飛躍させます。
2.半田YEG発足60周年に向けた組織力向上と会員同士の連帯強化
令和6年度に半田YEG発足60周年を迎えます。この節目を迎えるにあたり、今、会員の連帯強化が必要です。そこで入会3年未満の若手会員へのフォローアップを軸に会員拡大も併せたプロジェクトを設置します。また、親会との協力関係を継続し、渉外活動にも積極的に参加して、県内外のYEGの仲間と交流を持つことで自己の成長と自社の発展に繋げます。さらに、半田を幅広くPRする事で令和5年に開催予定の第九回はんだ山車まつりなど、地域社会の繁栄や半田YEGの更なる発展へと繋げていきます。
3.地域の賑わい再創出
地域経済を止めない様に、半田市の地域コミュニティや地域団体のイベント行事等が様々な工夫を凝らし徐々に開催し始めました。地域を支える青年経済人の責務として、対外的な事業の企画や地域のイベント行事等に積極的に参画し、半田YEGの会員企業の発展はもちろん、地域の方々、そして未来ある子どもたちへコロナ禍で失われた半田市の賑わいを取り戻します。